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独学でカレー(ブログ/備忘録へつづく)

高校を卒業後、服飾系の専門学校でビジネスを学び、アパレル系の仕事に就く。営業で沖縄・北海道以外の全国
津々浦々を巡り、当然のことながら地元飯をいただく。お金に余裕がなく、グルメでもなかったので、高級や有名店とは無縁ながら、その土地のその時々のおいしい食事が現在の「食」に対する知識・味覚・感覚の基礎となっているのは間違いない。美味しい食材や料理はたくさんあるが、その中でも当時衝撃を受け、今でも記憶に残っているのは、渡し船で食べに向かった「鯛や」の鯛めし。当時東京でも食べたくて探したが、情報を手に入れる手段が少なく提供している店を探し出すことはできなかった。

オーシャンナインで小笠原諸島周辺クルーズした際、第二次世界大戦の太平洋戦線屈指の最激戦地の一つとして知られる硫黄島を目の当たりにした。当時の残骸が残り、爆撃で島半分がえぐり取られた光景は衝撃的だった。その旅の宿泊先父島で食べた「島寿司」が忘れられない料理の一つで、母島に寄った際にも島寿司をいただいたのは言うまでもない。
料理そのものの記憶ではないが、唄でも有名な「先斗町」での食事や白金台「般若苑」での経験、西麻布「游玄亭」のプレオープンなど、若かった自分にはそのどれもがかけがえのない経験となっている。 さて、話をカレーにもどす。幼少の頃からカレーが一番の好物であったのに、全国を回っているときにはカレーをチョイスしていない。土地のものを優先してのことだと思うが、この時カレーに目が向いていたら、また違うカレーライフとなっていただろう。極端にカレーに偏ったのは東京生活の後半で、カレーの食べ歩きがほぼ日課のような状態で、日に三度カレーなんて日もあったほどだ。
マネーの虎での名言「まずいカレーなんてないわ!」の通り、まずいカレーはないが、好み・方向性は明確になってくる。それがインドや欧風ではなくスパイスカレーだ。

※一定の定義があるわけではないが、スパイスだけで作るインドカレーがスパイスカレーかといえばそうではなく、大阪発祥?の出汁や発酵調味料などを使った独自のものを指すと考えている。
35年の東京生活に見切りをつけ、青森(三沢)に戻っても相変わらずのカレー屋探し、ネットで検索しそれらしいカレー屋に足を運ぶもなかなか好みのカレーを見つけることができなかった。インスタントカレー消費ナンバーワンの青森県だが、外食ではなく家で食べるものとしてのニーズの高さなのだろう。
その時期の救世主となっていたのが「デリーカシミールカレー」再現度が高く(実店舗で食べるより辛く感じる)今でも数少ないお気に入りレトルトの一つだ。

八戸市内丸『Curry Studio Dee Dee』
やっと巡り合えたお気に入りのカレー屋だったのだが閉業。店主に理由を聞くと「仕込みに追われるのに疲れた」とのことだった。この意味を理解するのはカリワラをオープンさせてからである。
好みのカレーに不自由しなければ、自分で作ろうなんて考えることもなかったと思うが、DeeDeeの閉業でいよいよ危機感を覚え、無いなら自分で作るしかないか・・そんなわけで自作開始!
簡単に作るといっても知識も経験もなく、もっぱら頼りにしたのは書籍とネット(YouTubeメイン)、ひたすら作って食べる。この時期3食カレーは当たり前、それでも飽きずに作り続けられたのは、「好き」以外の何物でもないと思う。
基本のスパイス(クミン、コリアンダー、ターメリック)に始まり、少しづつスパイスを加え試作して理想の味を追い求める日々。スパイスを多く使うのが「正義」みたいに考えていた時期でもあるが、オリジナルを意識するようになり、その考え方も少しづつ変化する。
和・洋・中など、多くの料理は基本を学び経験と知識が物言う世界、それが肩書となって評価につながる。そんな中にあってカレーは唯一素人がプロ(専門店)を超えられる料理だと思っている。今でこそフレンチやイタリアンのシェフが手掛けるカレーみたいな店もあるが、それは単なるジャンルの一つであり、カレーそのものの本質に迫るものではないし、それが万人に受けるものでもない。基礎も経験も何もない、自分の味覚だけが頼りだからもう何でもあり(笑)
とにかく理想の味になればいい、現在もそんな思いでカレーを作り続けている。
独学でカレー作りを進めるといろいろな問題が発生する。テンパリングは本当に必要なのか?ニンニク生姜はいつ入れる?トマトは生か缶か、そしてパウダースパイスの前か後かなどなど、単純なわりに奥が深い。これがカレー作りの面白さでもあるのだが、それがどう出来上がり(味)に影響するのかを備忘録に留めたい。

ネーミングについて

カレーバー開業にあたり店名を考える。カレーといえば誰もが真っ先にイメージするのはインドだろう。
もともと映画好きだったこともありインド映画にヒントを探る。映画大国インドだけに作品数は星の数
テーマを「食」に関したものに絞り込み検索、いくつかの作品を見る中で目に留まったのが
2014年公開、リテーシュ・バトラ監督作品「めぐり逢わせのお弁当」だった。


この作品でお弁当配達の仕事(ダッパーワーラー)という仕事を知る。
ダッバーワーラー(dabbawala)は、インド西部の大都市ムンバイにおいて、家庭で調理した弁当を個別に集め
オフィスワーカーの勤務先へ届ける弁当配達ビジネスに携わる人々のことである。

まさにイメージにぴったりあてはまるネーミングだ!そして調べる( ..)φ
【語源】ダッバーとは「箱、容器」を意味する言葉で、ワーラーは様々な名詞・形容詞などと結びついて「~する人、~と関係した職業の人」といった名詞を作り出す語で、字面としては「弁当箱の運び屋」といった意味になる。Wikipedia
ついでに・・・カレーの語源にも諸説あり
◎タミル語の「カリ」ソースやご飯にかける汁状の料理
◎ヒンズー語の「ターカリー」香り高いもの、美味しいものの意
◎ヒンズー語の「カリ・アムドウ」神に供える食料
◎インド北部の古い料理「カディ」料理名
この中で見た目にも音的にも一番しっくりきたのがタミル語の「カリ」だったので
「カリ / kari 」と「ワラ / wala 」を組み合わせて「kariwala」で カレーを作る人的な意味になるのでは?と考えた。
厳密に意味を調べたわけではないが、なんとなく言葉の響きもいいし
ネットでワードを検索しても一件のヒットもなかったことからカリワラに決定した。
これがkariwalaのネーミングの由来です。

 
青森県三沢市にカレーバー「kariwala laboratory」をオープンさせたのは2016年1月22日。その後2019年、関東圏に「インドレストラン カリワラ」なる店が出現する。インドレストランを展開する企業だから、言葉のニュアンスとしては間違いないと安堵する一方で、もしかしてパクられた?という思いも捨てきれない(笑)

カリワラが目指した味

英国風カレー『SUNLINE』東京・魚籃坂
ここのカレーとの出会いでカレーの概念が変わってしまった。それ以前は、ゴロっとしたじゃがいもや人参や肉が入っていて、それをご飯にかける、いわゆるカレーライス(ライスカレー)だったが、
サンラインのカレーには具も何もない、スープのようなしゃばしゃばでサラサラのソースとライスが皿に盛りつけてあるだけ、これがカレー?半信半疑で一口「なんだこれは!うまい!」このカレーとの出会いで
『パンチマハル』神保町 @チキンカレー、キーマカレー
 
 
『ザ・カリ』新橋 @ビーフカレー
 
 
 
 
『スパイスカフェ』押上 @チキンカレー
 
 
『スープカレー屋 鴻』 神田駿河台店 @ビーフ(黒毛和牛)
ずっとスープカレーは食べたことがないと思っていたんだけど、後になってここがスープカレー屋だと知った(笑)
 
『ルー・ド・メール』神田 @特選ビーフ
欧風カレーならここ一択!

北の聖地、十和田で味わうミラクルハーブの恵み。

 

Uターンで始めたカレー作り

 
高校を卒業後、服飾系の専門学校でビジネスを学び、アパレル系の仕事に就く。営業で沖縄・北海道以外の全国
津々浦々を巡り、当然のことながら地元飯をいただく。お金に余裕がなく、グルメでもなかったので、高級や有名店とは無縁ながら、その土地のその時々のおいしい食事が現在の「食」に対する知識・味覚・感覚の基礎となっているのは間違いない。美味しい食材や料理はたくさんあるが、その中でも当時衝撃を受け、今でも記憶に残っているのは、渡し船で食べに向かった「鯛や」の鯛めし。当時東京でも食べたくて探したが、情報を手に入れる手段が少なく提供している店を探し出すことはできなかった。


オーシャンナインで小笠原諸島周辺クルーズした際、第二次世界大戦の太平洋戦線屈指の最激戦地の一つとして知られる硫黄島を目の当たりにした。当時の残骸が残り、爆撃で島半分がえぐり取られた光景は衝撃的だった。その旅の宿泊先父島で食べた「島寿司」が忘れられない料理の一つで、母島に寄った際にも島寿司をいただいたのは言うまでもない。
料理そのものの記憶はないが、唄でも有名な「先斗町」での食事や白金台「般若苑」での経験、西麻布「游玄亭」のプレオープンなど、若かった自分にはそのどれもがかけがえのない経験となっている。さて、話をカレーにもどす。幼少の頃からカレーが一番の好物であったのに、全国を回っているときにはカレーをチョイスしていない。土地のものを優先してのことだと思うが、この時カレーに目が向いていたら、また違うカレーライフとなっていただろう。極端にカレーに偏ったのは東京生活の後半で、カレーの食べ歩きがほぼ日課のような状態で、日に三度カレーなんて日もあったほどだ。
マネーの虎での名言「まずいカレーなんてないわ!」の通り、まずいカレーはないが、好み・方向性は明確になってくる。それがインドや欧風ではなくスパイスカレーだ。

※一定の定義があるわけではないが、スパイスだけで作るインドカレーがスパイスカレーかといえばそうではなく、大阪発祥?の出汁や発酵調味料などを使った独自のものを指すと考えている。
35年の東京生活に見切りをつけ、青森(三沢)に戻っても相変わらずのカレー屋探し、ネットで検索しそれらしいカレー屋に足を運ぶもなかなか好みのカレーを見つけることができなかった。インスタントカレー消費ナンバーワンの青森県だが、外食ではなく家で食べるものとしてのニーズの高さなのだろう。
その時期お世話になったのが
そんな中にあって唯一好きなカレー屋が見つかった。八戸市内丸『Curry Studio Dee Dee』
ところがやっと見つけたお気に入り店が閉業、店主に理由を聞くと「仕込みに追われるのに疲れた」とのことで、この意味を理解したのはカリワラをオープンさせてからである。
インスタントのカレー消費ナンバーワンの青森県ではあるが、どうやらカレーは家で食べるものという感覚が強いのか、カレー専門店がなかなか見つからず、カレー難民となる(笑)。そのころヘビーローテーションだったのが「デリーカシミールカレー」再現度が高く(実店舗で食べるより辛く感じる)今でも数少ないお気に入りレトルトの一つだ。

そりゃあ東京に比べれば専門店が少ないのは覚悟していたけどここまで少ないとは想像もしなかった。まぁ、専門店が少ないとはいえどこの食堂にもカレーというメニューは存在するのだが。
そんなわけで、ないなら自分で作るしかない!早速書籍を買いあさり、ネット(YouTubeメイン)で調べまくり、スパイスを購入、カレー作りスタート!!
基本のスパイス(クミン、コリアンダー、ターメリック)に始まり、少しづつスパイスを加え試作して理想の味を追い求める日々。スパイスを多く使うのが「正義」みたいに考えていた時期もあるが、その考え方も変化し、オリジナリティを追求するようになる。
和食・洋食・中華、基本を学び経験を積み・・みたいな。だけどカレーって唯一素人がプロ(専門店)を超えられる料理じゃないか?ってね
基礎も経験も何もない、自分の味覚だけが頼りだからもう何でもあり(笑)
とにかく理想の味になればいい、現在もそんな思いでカレーを作り続けている。
独学でカレー作りを進めるといろいろな問題が発生する。テンパリングは本当に必要なのか?ニンニク生姜はいつ入れる?トマトは生か缶か、そしてパウダースパイスの前か後かなどなど、単純なわりに奥が深い。これがカレー作りの面白さでもあるのだが、それがどう出来上がり(味)に影響するのかを備忘録に留めたい。

カリワラとは

 
カレーバー開業にあたり店名を考える。カレーといえば誰もが真っ先にイメージするのはインドだろう。
もともと映画好きだったこともありインド映画にヒントを探る。映画大国インドだけに作品数は星の数
テーマを「食」に関したものに絞り込み検索、いくつかの作品を見る中で目に留まったのが
2014年公開、リテーシュ・バトラ監督作品「めぐり逢わせのお弁当」だった。


この作品でお弁当配達の仕事(ダッパーワーラー)という仕事を知る。
ダッバーワーラー(dabbawala)は、インド西部の大都市ムンバイにおいて、家庭で調理した弁当を個別に集め
オフィスワーカーの勤務先へ届ける弁当配達ビジネスに携わる人々のことである。

まさにイメージにぴったりあてはまるネーミングだ!そして調べる( ..)φ
【語源】ダッバーとは「箱、容器」を意味する言葉で、ワーラーは様々な名詞・形容詞などと結びついて「~する人、~と関係した職業の人」といった名詞を作り出す語で、字面としては「弁当箱の運び屋」といった意味になる。Wikipedia
ついでに・・・カレーの語源にも諸説あり
◎タミル語の「カリ」ソースやご飯にかける汁状の料理
◎ヒンズー語の「ターカリー」香り高いもの、美味しいものの意
◎ヒンズー語の「カリ・アムドウ」神に供える食料
◎インド北部の古い料理「カディ」料理名
この中で見た目にも音的にも一番しっくりきたのがタミル語の「カリ」だったので
「カリ / kari 」と「ワラ / wala 」を組み合わせて「kariwala」で カレーを作る人的な意味になるのでは?と考えた。
厳密に意味を調べたわけではないが、なんとなく言葉の響きもいいし
ネットでワードを検索しても一件のヒットもなかったことからカリワラに決定した。
これがkariwalaのネーミングの由来です。

 
青森県三沢市にカレーバー「kariwala laboratory」をオープンさせたのは2016年1月22日。その後2019年、関東圏に「インドレストラン カリワラ」なる店が出現する。インドレストランを展開する企業だから、言葉のニュアンスとしては間違いないと安堵する一方で、もしかしてパクられた?という思いも捨てきれない(笑)

目指したのはその先

 
英国風カレー『SUNLINE』東京・魚籃坂
ここのカレーとの出会いでカレーの概念が変わってしまった。それ以前は、ゴロっとしたじゃがいもや人参や肉が入っていて、それをご飯にかける、いわゆるカレーライス(ライスカレー)だったが、
サンラインのカレーには具も何もない、スープのようなしゃばしゃばでサラサラのソースとライスが皿に盛りつけてあるだけ、これがカレー?半信半疑で一口「なんだこれは!うまい!」このカレーとの出会いで
『パンチマハル』神保町 @チキンカレー、キーマカレー
 
 
『ザ・カリ』新橋 @ビーフカレー
 
 
 
 
『スパイスカフェ』押上 @チキンカレー
 
 
『スープカレー屋 鴻』 神田駿河台店 @ビーフ(黒毛和牛)
ずっとスープカレーは食べたことがないと思っていたんだけど、後になってここがスープカレー屋だと知った(笑)
 
『ルー・ド・メール』神田 @特選ビーフ
欧風カレーならここ一択!

プロスペールカフェ